約30年前、1991年に大ヒットしたドラマ『東京ラブストーリー』がAmazonでプライム対象になってて全編を一気にみたら、時代背景が面白かったり、いろいろ魅力的なドラマだった。
放送当時、艶子は子供だったんで、見たような見てないような、かなりあいまいな記憶しかなくて、とにかく小田和正さんのあの歌がよく流れてて、学校ではクラスでこの歌を披露する子がいたり・・・w
社会現象であった記憶は、しっかりある。
この曲なしには、このドラマを語れない。
主題歌が名曲すぎるので小田和正さんを早く人間国宝に認定してください。
もくじ
この記事では、ドラマを見た艶子の感想が書かれてるので、ネタバレが嫌な人はドラマを見たあとに読むことをお勧めします。
登場人物をざっとおさらい
赤名リカ・・・・・・・・鈴木保奈美
永尾完治(カンチ)・・・織田裕二
三上健一・・・・・・・・江口洋介
関口さとみ・・・・・・・有森也実
(敬称略)
下3人は愛媛の同級生上京組。
リカとカンチが東京の会社で出会う。
今、振り返るとキャスティングが神がかってるよなー。
そして俳優陣の顔面偏差値たかすぎw
時代を感じる
なんといっても今このドラマを見る人、全員の感想の共通点はここ。
電話だけが連絡ツール。
家の固定電話、ときには会社に電話したりもしてる。会社に電話( ゚Д゚)
こどもながらリカの電話を見て「コードレスの電話いいなぁ」と思っていた。
今となってはコードがある電話のほうが珍しいねw
会社のデスクに置き手紙あったり
突発的な用が入ると相手が待ちぼうけをくらっちゃったり。
あとは、アパートの玄関に名札が貼られてるのがけっこう衝撃的だった。
そういえば昔、それが普通だった気がする。
当時は連絡ツールが限られてて「ここに住んでます!」って宣言しておきたかったのかな?
現代では、むしろ名前は隠したい。
職場でも自宅でも、たばこ吸いまくり。
いたるところで煙がもくもく。
DMを手作業。
こんなことをしても利益が出ていたバブル時代・・・。
生きてるうちに1回くらい経験してみたい
リカの笑顔が可愛すぎ(鈴木保奈美最強)
メイク製品が発達していないあの時代に、ほぼノーメイクに近いナチュラルメイクだけど超絶、笑顔がかわいい鈴木保奈美さん。
今みてもめっちゃ可愛い。
「笑顔は最高のメイク」を地で行く。
あと、リカのファッションもけっこう気になる。
ニットでもカーディガンでも
インしているとこに
ちょっと古さも感じるんだけど
新しい感じもして
とにかく鈴木保奈美さんのウエストが目を疑うほど超絶細いんで
インしているのがなんか可愛く感じる。
ファッションは着る人による。
メンヘラ卒業の師範 関口さとみ
1~2話くらいまで、ただ「さとみちゃんは2人の男の子の同級生か」という感じで見ていたんだけど、3話くらいからだんだん さとみちゃんのメンヘラが過ぎて、さとみちゃんが辛い顔するたびに笑ってしまうようになってきた艶子ww
3話の最初で「永尾(カンチ)くんに振られちゃった」と泣いてるさとみちゃんを
三上(江口洋介)くんが「俺たちに何かあると思ってあいつ勘違いしてるから俺から話してやる」となぐさめてたところ、逆切れww
ここら辺から、さとみちゃんのメンヘラが暴走しだすw
この場合、三上くんがどんな行動をとれば
さとみちゃん的にはよかったんでしょうか・・・w
さとみちゃんが辛い顔するたびに
またそんな「私は不幸です!」みたいな顔してwww
と思いながら見ていた。(つまり有森也実さんの表現力がマジすごいです)
「不幸顔でたーーーー!ww」
と思ってしまってウキャウキャなってしまう。
6話の病院で千堂あきほさん演じる長崎さんを含む5人が集まった時がピークだったw
そんなさとみちゃんも三上くんと別れる決心をして、
自分から自分の気持ちで動いていく力をゲット。
悲しい顔して、誰かが手を差し伸べてくれるのを期待(その顔が面白かったんだけどw)するのをやめた瞬間から、イキイキして笑顔が増える。
リカがさとみちゃんに「笑顔でいた方がいい」的なアドバイス(水族館で)も心に響いた様子でその影響も大きかったよう。
その後、さとみちゃんはメンヘラを卒業して魅力的になる。
三上くん曰く「昔の関口に戻った」ってことだったんで昔のさとみちゃんは魅力的でモテたんだろう。
メンヘラ卒業のお手本となれる関口さとみ師範。
提供はグリコかな?
話の中でちょいちょいプリッツが出てくる。サラダ味。
30年前からあるんだね、すごい。
このドラマ見たあと買ってしまったw
同級生の結婚式の2次会(カンチとさとみちゃんだけが参加)でポッキーゲームがあって
そのシーンでこのプリッツサラダ味が使われていた。
ポッキーゲームでさとみちゃんが別の人に連れていかれそうなのをカンチが阻止。
(カンチはそれでも自分の気持ちに気づいてないフリかよ)
ビールはバドワイザーっぽいね。
バブル時代によく飲まれてたみたい。
今はもうあんまり流通してないんじゃないかな?
艶子が大人になってからは、お店にあんまり並んでる印象ない。
飲んだ記憶ないけど、Amazonではまだ売ってるみたいだから
1回飲んでみようかな?
リカは全部お見通し
リカが空気読めないという意見をよく聞くけど
艶子からするとリカが一番を空気が読める。
空気が読めるからこそ、
場の空気を和らげようとしていることが何回もあるし、
和らげようとするその行動自体に「空気読めない」レッテルを張られやすい。
でもリカはそんなことにビビったりせず
みんながよりハッピーでいることを優先している。
「自分がカンチを好き」という気持ちを大切にしていて
カンチと付き合っていない段階では、
カンチがさとみちゃんを思う気持ちも大切にしてるし
さとみちゃんがカンチを思う気持ちも大切にしてあげる。
でも、自分の気持ちもちゃんと大切にしている。
自分の気持ちを大切にしてるから
人の気持ちも大切にできる。
自分の気持ちを大切にしていない人は、「なんで大切にしてくれないんだよ!」と他人に怒りを向けがち。さとみちゃんはそのいい例で、三上くんが大切にしてくれないと三上くんに怒りをぶつけるけど、さとみちゃん自身が「三上くんを好き」という自分の気持ちを大切にしなかったのが原因だと艶子は思う。
リカは全部、お見通し。
「あ、傷ついてる」とか、
「あ、揺れてる」とか、
いちばん空気を読んでて、雰囲気を誘導していくリカが
空気をぶっ壊したあとカンチがハッピーかどうか気遣っているリカの表情を見るのが
艶子にとってはこのドラマの醍醐味だった。
一見、無表情に見えるリカの表情を抜いたカット。
あの表現をあんな若いときから出来る鈴木保奈美さん、すごすぎ。
ほんとうにカンチのこと好きなんだな、と。
カンチの気が済むように動いてあげたり
でもリカがカンチの気持ちを汲み取ってることに
カンチは全然気づかないんだよね・・・。
鈍感なカンチが可愛かったりするのよねぇ~。。。
と思う派と
こんな鈍感で優柔不断な男のどこがいいんだ!怒
と思う派に分かれることだろうw
そういう意味ではリカは三上くんとのほうが
合ってるんじゃないかって思ったりもしたけど、
でもリカは自分だけを見ててほしいタイプだから三上くんはないかw
三上くんも人の気持ちの揺れや空気を読むことに長けてるって感じた。
カンチとさとみちゃんは、
自分の本心を隠しがちで、自分自身の気持ちに目を背けがち。
「付き合っている」という事実が確定するまで好きという表現はしない。
ずっちぃーなw
撮影現場の雰囲気
当時の撮影現場の雰囲気がわかる動画があった。
NG出したときにスタッフの人たちが「ウ~」って言ってるの、なんか撮影現場の雰囲気がめっちゃ良かったんだなって感じた。みんなリラックスして楽しんで仕事してたんだなぁ。
そのリラックスした雰囲気が俳優さんたちを
のびのびと演じられるようにしたのかもなー
俳優さんたちがプレッシャーを感じてないのがドラマ本編からも伝わってくるよね。
リカとカンチの25年後
数年前に、原作者の柴門ふみさん描き下ろしで50歳になったカンチとリカの話の続きが2016年に女性セブンに掲載されたらしく、その単行本が出てた!!
東京ラブストーリーAfter25years (ビッグコミックススペシャル) – Amazon
この25年後の話がAmazonで30ページくらい試し読み出来るんで、ぜひ読んでみてほしい!
180ページ中の30ページだけど、めちゃくちゃ面白そうだった。
2020年、春にリメイク版が放送されるらしい
このリメイク版を放送するにあたって1991年版の東京ラブストーリーをプライム対象にして多くの人に予習しといてもらおうっていう意図なんだと思うんだけど、
艶子としては、そっちよりも
25年後のドラマが見たい!!!
鈴木保奈美さんも女優復帰して、
織田裕二さんも現役
江口洋介さんも現役
有森也実さんも「続編があるならやる」と言ったらしい!!2016年当時の発言
つまり主要メンバーは全員が現役の今!!
役者が揃っているので、ぜひぜひぜひぜひ
やってほしい!!
みたい!!!
最後に
開始5分での「ラブストーリーは突然に」の毎回オープニングで、海を背景に抱き合ってるの、
「あれカンチとさとみちゃんじゃないか!!」
と全編を見終わったあとに気付く艶子。
当時は、話題になっていたんだろうか?
最初から、さとみちゃんとのエンディングの匂わせだったのかw
人それぞれ受け取り方によってドラマの感想って違うと思うけど、みんなはどんな感想を持ったかな?