洋楽を本当に楽しむための英語学習のススメ。英語コメディーが面白くないのも同じ理由。

 

日本で洋楽が売れるのは「曲が良い」「声が良い」「雰囲気が良い」など色々あると思う。

でも洋楽は、誰かが訳した歌詞を読みながら聞くのと、自分が文の意味を理解して歌詞の意味を聞くようにするとまったく別の感動がある。今回はこの話をしたいと思う。

これは、なかなか言葉で説明するのが難しいんだけど、頑張って説明すると

「誰かが訳した歌詞を読む」ことは、「お笑い番組を見てなかった人に、それがどんなに面白かったかを解説してもらう」ようなもので、本質が伝わりにくい。外国人のジョークが全然笑えないのもそれが理由で、英語を理解すると普通に面白い。なぜならお笑い番組を「見た人に解説してもらう」のではなく自分で見るから。

時々、世界中で大ヒットしてるのに日本だけ売れてない曲があるんだけど、だいたいそれは歌詞が超絶良い曲だったりする。言ってる意味が理解できないからグッとくるポイントを全スルーしている。

グッとくるポイントを残さず拾って洋楽を楽しむには、学校英語の「読む・書く」じゃなくて「聞く」英語学習を推奨。方法は後述。聞けるようになると、なぜその大ヒットが世界中の人の心を鷲掴みにしたのかが身をもってわかる。

 歌詞が心を鷲掴みにする洋楽の例

その例としてクリスティーナ・アギレラの歌詞が最高の曲を上げてみる。
(艶子はクリスティーナ・アギレラのファンなのでw)

beautiful(2002)

fighter(2003)

この曲が発売された当初は英語がわからなかったんで、けっこうスルーしていたんだけど英語を学習して意味がわかるようになったら、全然違う受け取り方になって心を鷲掴みにされた。そしてファンになった。聞き流す曲から、聞き入ってしまう曲に変わった。。
beautifulは泣けるほど。
fighterは怒りを爆発させてしまうほど。

 読めなくてもいいから聞いてわかるようになろう

極端な話、読めなくても、書けなくても、喋れなくてもいいから、何て言っているかわかる(聞ける)と英語のエンタメは楽しめるようになる。リスニングさえ伸ばせば、洋楽もお笑いもYouTubeに上がってる英語の動画も、ぜーんぶ楽しめるようになる。

学校で習う英語は「読む・書く」がメインで「聞く」はオマケ程度に取り入れられている。別に「読む・書く」の学習を否定するわけじゃない。それが出来たら、英語力を全体的にアップできる要素になることは間違いない。

もともと英語学習が学校に取り入れられた当初は、「文献を読めるようになる」という目的でプログラムを組まれているので、エンタメを楽しんだり、会話を楽しむ用にプログラムされているわけではないから出来なくて当然なんだけど、それが「こんなに勉強してるのに英語が出来ない」とみんなを思い込ませている理由のひとつでもある。いや、そういうトレーニングはやってないんで、出来なくて当然よっ!

 じゃあ、聞けるようになるには?

艶子は、英語学習中に考えた手法は、「赤ちゃんor子供になる」という方法。
ちょっとバカバカしいと思うかもしれないけど、これでかなり伸びたんでちょっと聞いてみてほしい。

赤ちゃん~幼児までは「読む・書く」は、ほとんど出来ない。
母国語を覚えるのは、みんな「聞く・話す」から。
だいたい「聞く・話す」のほうが「読む・書く」より楽しいし、楽。
だからみんなYouTubeが好きだし。

そこで日本語ネイティブの私たちは子供の頃「どうやって日本語を覚えたのか」を
英語ネイティブの彼らは「どうやって英語を覚えたのか」に当てはめて考えてみた。

 どうやって日本語を覚えたのか

艶子は、かなり小さい時(2歳くらい)の記憶があるほうで、右と左を区別できなかった時の記憶や、6歳くらいでは字幕に追いつくことが出来なかった時の記憶や、時代劇がとうてい日本語に思えず、ちんぷんかんぷんだった時の記憶がある。

そんなんでも大人になった今は字幕も読めるし、時代劇も普通に聞ける。

それで子供の頃、日本語を覚えた精神状態で英語を覚えると早いんじゃないかと思って、日本語を覚えた時どんなスタンスだったかを思い出してみた。

  1. 家族が話す日本語を日々聞いて、コピー。
  2. わからなくても別にOK。とりあえずスルー。
    (日本語が分からない私=ダメと思うなど論外)
  3. 「それってどういう意味?」と、わからない言葉の意味を大人に聞いてみる。
  4. 家庭の中だけで覚えた日本語で、学校という少し大きめの社会に出ると自分が使わない語録を持っている人がいて、それをコピー。
    (家庭ごとによく使う言葉が異なるため)

 日本語を覚えた時のスタンスを英語に適用

1.家族が話す日本語を日々聞いて、コピー。

英語の場合、家族のようにコピーさせてくれる人がいないんで、ホームドラマで代用。フルハウスを見てミシェルやステファニーになって、大人たちがなんて話しかけてきてるのか聞き耳を立てる!(ここで分からない単語が出てきたら調べてOK。そこは大人の特権を活かす。)
聞き取れないなら英字幕を表示するのもあり。
※注意:英字幕を表示したとき全部読めなくてもOK。ダメじゃない。


最近は、フルハウスのDVDはめっちゃ安いんだね・・・。1500円もしない。

フルハウスじゃなくてもいいけど、大人が子供に話しかけるようなドラマをチョイスして。

留学中であれば、ホストファミリーの言っていることをコピー。
子連れの人がどんな風に子供に話しかけてるか聞き、コピー。

「こういう時、そういう言い方するんだ、ふーん」ていうのを増やす。

2.わからなくても別にOK。とりあえずスルー。
とにかく、わかるところから拾う。わかったら喜ぶ。
日本語習得時に、「日本語が分からない私」=「ダメ」など思うなど論外だったので、英語に関しても、わからなくてもダメじゃない。わかることがひとつ増えた。それだけでOK。それを積み重ねる。

※注:「日本語が分からない私」というのは、例えば子供のとき母親が誰か別の大人(医者などの専門家など)と話している難しい日本語がわからない私、という意味。

3.「それってどういう意味?」と、わからない言葉の意味を大人に聞いてみる。

これは、大人を「英語がわかる人」に代えて聞いてみる。ネット上にわかる人がたくさん答えてくれてるから、「それってどういう意味?」と疑問に思った段階で検索してみよう。親以上にみんな丁寧に答えてくれている。

ここで「わからないことだらけなのに毎回、毎回検索してたらキリがない!」って思った方。朗報です。近道がある。ずばり中学の英語をおさらいする。

字幕を表示すれば気付くと思うけど、実は中学英語がわかっていればわかることが、かなりある。最初は聞こえなくても、少しずつ(ホントに少しずつで大丈夫)セリフを拾っていくのを繰り返していくうちに、かなり聞き取れるようになると思う。

中学英語 中1 中2 中3

4.家庭の中だけで覚えた日本語で、学校という少し大きめの社会に出ると自分が使わない語録を持っている人がいて、それをコピー。(家庭ごとによく使う言葉が異なるため)

つまり、家庭の中だけで完結していた世界から、少し外に出る。

家庭の中だけでの英語が聞き取れるようになってきた(フルハウスが聞き取れるようになってきた)と感じたら、高校、大学などが舞台のドラマや映画を使ってみる。

90210
昔のやつ 新しいやつ

 子供の頃は「遊び」に言語学習が含まれていた

楽しんで聞く回数を増やすと、伸びる。
子供が母国語を習得していくのは、わからなくてもダメじゃない環境で遊びながら「知っていること」を増やしていけるから。

フルハウスなんかを見る時に、そういう気持ちを思い出してほしい。

遊びながらやる、という英語学習方法を取り入れたものだとスピークナチュラルっていうのがあって「できない=ダメ」という発想がない教材なのでおすすめ。

日本人は、なんでも完璧にこなそうと頑張っちゃうところが良いところでもあるんだけど、完璧主義すぎて、つい出来ない自分に目が行っちゃうんだよね。完璧に英語が出来るとカッコイイけど、ゼロだったものが急に100になったりしないのも自然なこと。艶子も100には程遠いけど、エンタメを楽しめるようにはなれたよ。

ゼロだったことが1になったり2になったり出来たことに喜ぼう!
1じゃなくても0.1でも、ひとつ出来るようになったことを喜ぼう!

赤ちゃんの時はゼロだったことが0.1や0.2になっただけで周りの大人が超絶喜んでくれる。
その時の大人の代わりに、今度は自分で喜んであげよう!

 最後に

日常会話で使う英語が分かってくると、洋楽を聞いていて「あの言い回しをしてる!」という瞬間がでてくるようになって、歌詞のニュアンスが掴めるようになってくる。そうなると感動も別格になるし、YouTubeも見る動画の選択肢が圧倒的に増える。ぜひそれをあじわってほしい。

最後に、今年2018年にクリスティーナ・アギレラがデミ・ロヴァートと一緒にリリースした歌詞が最高なこの曲をどうぞ。

Fall In Line(2018) ft.Demi Lovato

この曲は、艶子も日本語訳をしてみたんだけど自分で訳すと感動も違うから、気になる人は自分でも訳して感動を味わってみてね!



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