【映画】『はじまりのうた BEGIN AGAIN』 感想・視聴レビュー

 

なんとなくAmazon Primeで見れる映画でなんか面白いのないかなーっとAmazonが「おすすめ」してくるリストのところを眺めてたら目に留まったこの映画。Amazonの星評価がめっちゃ高いなーと思ったら、マルーン5のアダム・レヴィーンが出演してるって書いてある!しかもミュージシャンの役で・・・ということは・・・映画の中で歌ってるんじゃない??と思って見始めたこの映画。あたりだった。
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退屈したミュージシャンを集めて屋外でレコーディングする感じは、なんか爽やかな気分になれて、見ていて癒された。屋外レコーディングの設定だけど、音は明らかに室内でレコーディングしたものを使っていたり、そこらへんにいる子供を集めて歌ってもらったにしては、バラツキのない歌い方だったりww これにドン引きしてしまう人は、きっとこの映画は楽しめないかもしれない・・w

2014年に公開された映画で、Amazonで見かけるまでこの映画の存在すら知らなかったんだけど、見てたらそうそうたる出演者でビックリ。

 ジェームス・コーデン

最初に、ジェームス・コーデンが出てきて笑った。それで、心を掴まれてしまった。
ジェームスコーデンがやってる番組に、大物ミュージシャンと車の中でカラオケをするコーナー「カープール・カラオケ」っていうのがあって、YouTubeでそれをよく見てたんでコメディアンかと思ってたら元々は俳優さんだったw

ブルーノ・マーズがゲストの時のカープール・カラオケ↓

カープール・カラオケは、アーティストがステージじゃないところで見せる貴重な映像がたくさんで何回も見ちゃう。

ジャスティン・ビーバーがゲストの時のカープール・カラオケ↓

こういうの↑ばっかり見てたから、登場した瞬間に笑っちゃって、ちょい役かと思ったらストーリー全体を通して、けっこう重要な脇役だった。

「はじまりのうた」の監督のジョン・カーニーは、ジェームス・コーデンが主演する大盛況に終わったブロードウェイの舞台「One Man, Two Guvnors」(「一人の男に二人のボス」みたいな意味のタイトル)のあと、この映画に声をかけた。

 アダム・レヴィーン

アダム・レヴィーンが歌うのを期待して見始めた映画だったけど、やっぱり素晴らしい歌声を聞かせてくれていた。

彼の歌は、やっぱり別格よねぇ・・・。と思った。

この映画の中のミュージシャンで、やっぱりリアルの世界で、世界的セールスを上げてるのはアダム・レヴィーンだし、なんと言っても歌い方が好き。歌い方は声色にダイレクトに影響すると彼の歌い方には感じさせられる。

映画内でアダム・レヴィーンが実際に歌っているシーン。↓
『Lost Stars』

この映画でデイヴを演じるアダム・レヴィーンは、「はじまりのうた」の監督とスカイプでオーディションをして役が決まった。監督のジョン・カーニーはこの役の候補として考えていたのはアダム・レヴィーンひとりだった。

 シーロー・グリーン

セレブラッパーとして登場するのは、シーロー・グリーン。
本物感がすごいww

彼の出演も映画を見るまで知らなくって、出てきて「え!」てなったw

シーロー・グリーンと言えば、と Fuck Youをリリースしてラジオ用にForget You っていうのを作った人っていう印象。

Fuck YouのオフィシャルのMVの方はYouTubeに9000万回以上再生されてるのに消されてたww

あとは、The Voiceっていう歌のオーディション番組の審査員をしてる人っていう印象。
The Voiceでオーディションを受ける人がForget Youを選曲。↓

彼が審査員で出演してる時期は、クリスティーナ・アギレラやアダム・レヴィーンも審査員として出演していた。

 主役:グレタ

この映画はジョン・カーニーさんが何年かかけて2010年までに書き上げたもので、ミュージシャンとしてのジョンさん本人の経験をもとに書かれたもので、キャスティング前、主役のグレタを演じるのはアデルスカーレット・ヨハンソンなどを考えていた。

アデルがグレタをやってたら、全く違った印象の映画になっていただろうな、と思った。

アデルの24億回再生超えの「Hello」↓

映画を見終わった時の感想として、「ストーリーは好きだけど、世界中で大ヒットした楽曲の設定のわりには歌にパンチがないな、いや、悪くはないんだけど・・・下手でもないんだけど・・・」といった感じだった。

そこで、主役候補にアデルが上がっていたって聞いちゃったら・・・
アデル主役のこの映画を見てみたかったな・・・という感じ。

実際に主役を務めたキーラ・ナイトレイは、この役をやるまでプロとして歌ったことがなく、この映画のためにボイストレーニングを受け、ギターも練習した。

監督のジョン・カーニーは、後に主役を務めたキーラ・ナイトレイについて、「今後、モデルとは映画を作らない」とインタビューで発言しけど、後に自身のツイッターでこの発言について謝罪した。↓

 映画の感想

この映画の感想としては、「けっこう楽しめた」という感じ。あんまりドロドロした雰囲気じゃなくて、爽やかな雰囲気が多いのが個人的には良かった。

ダンの娘とグレタのやりとりもけっこう好きで、母親より自分よりちょっと年上のお姉さんの言うことの方が耳に入ってくるティーンの感じとか、なんか癒された。

ダンとグレタの関係も二人が手をつないで帰ってきた時にスティーブがいなかったら別の人生になっていたかもな・・・。と心残りはあるが・・・。帰ってきたあと、髭をめっちゃ伸ばした元カレが何か受賞してるのをネットで見て、グレタが作った「Like a fool」って曲がけっこう好きだった。キーラ・ナイトレイのこの歌い方もかなり好き。

この曲でピアノを弾いているスティーブ(ジェームス・コーデン)の二の腕がプーさんみたいで、かわいすぎるwww

 最後に

ここからはネタバレだけど、映画を見終えた人に向けて・・・。

最後にグレタとダンは、「アルバム全部を1ドル」でネット配信する、ということに決めて、勇気を出して配信ボタンを押したんだけど、オリジナルサンドトラックのダウンロードはAmazonでは1,900円だったwwww

映画の世界から、めっちゃ目が覚める普通の金額やんww
これは、まじで笑ったww

一応、Amazonプライム会員は映画もサウンドトラックも無料で見れるし聞ける。



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